夏と水出し茶と私~数字で見る水出し茶の科学〜



しょくひんかんの日本茶担当のスタッフSです。

ようやく暑い暑い夏がやってきました。
今回はこの季節にピッタリな水出し茶について書きます。

さて、自分で作る水出し茶の魅力は、何と言っても自分の好みの味にできる事。
そこでまずは、水出し茶について解説をしていきましょう。

Q.水出し茶とは?
A.水出し茶とは、茶葉に水を入れじっくりと“水から出した”お茶のことです。この“水から出す”ということに大きな意味があるのですが、そちらは後ほどご説明致します。

Q.水出し茶はどれですか?
A.売り場のお茶たちをご案内する際によく頂くご質問ですが、しょくひんかんの日本茶はすべて水出しができます。
実は「水出し茶」や「水出しができます」等々パッケージに書いてなくてもできるのです。

さてここで、水出し茶の「おいしい淹れ方」を科学してみたいと思います。(参考資料本「お茶の科学」大森正司)

私のバイブル、このとてもとても分かりやすい「お茶の科学」の著者でもあり、尊敬するお茶博士 大森先生ご本人の承諾を得て記事を書きます。
※こちらの本はしょくひんかんお茶コーナーにもディスプレイしております。

お茶をおいしいと判断する基準はひとそれぞれ。
口にしたその人の主観に頼ったものになりますが、科学でみて水出しでお茶を作るとどんな味になるのでしょうか?

そもそもお茶の味を決めるのは、旨味・甘味に関わる<アミノ酸>、渋味に関わる<カテキン>、苦味に関わる<カフェイン>の3成分です。
これらは、緑茶・紅茶・ウーロン茶のどのお茶にも含まれているもので、この3つの割合が異なることでそれぞれのお茶に味の違いが形成されます。

大森先生の実験データでは、水の温度が低いとカテキン(渋味)とカフェイン(苦味)が、アミノ酸(旨味・甘味)を下回る事が分かりました。


ですので、水出しで出したお茶は旨味・甘味を感じやすくなると思われます。

では『温度が低くくて渋―いお茶がいい!』という方はどうすればいいのかと言うと、一旦熱湯でいれたお茶を冷ませば、渋くて冷たいお茶が頂けます。

日本百貨店しょくひんかんでは、水出し茶を作るのに便利なティーバックタイプのお茶を各種類取り揃えております。
国産紅茶の水出し茶はストレートがオススメ!
また黄金色に輝く国産のウーロン茶は、口に含むと贅沢な香りが広がります。

平日、日替わりで色々なお茶を試飲コーナーを設けております。
日本茶インストラクターの私が丁寧にいれておりますので、是非お試しにお越しください。

以上、水出しを科学する今週のしょくひんかん通信でした。
スタッフS

2019年07月24日

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